妊活の最終地点は、妊娠だけではありません。
まず妊娠し、その妊娠を10ヶ月維持し、産んだ後も速やかに回復し、育児に耐えられる体力をしっかり身につけることが大事なのです。
ホルモン療法や、体外受精はどうしても妊娠だけにターゲットを絞っているので、女性の体を健康にすることは考えられてはいません。
漢方薬は、健康な体を作り上げることを目指していますから、その全てがカバーできるのです。
最近は、妊娠に至るだけの十分な血がない人、血流が悪い人、ストレスで気の巡りが悪くなっている人が多いです。
どれも妊娠の妨げ要因になりますし、それだけでなく、産後や更年期以降の健康にも影響する要因です。
また、何度も体外受精を繰り返しても、受精卵が育たない、途中で分割がダメになってうまくいかない人も多いです。
特に30代も半ばを過ぎると、見た目は若く元気でも、体の老化と共に卵子も老化していきます。
そういう場合は、漢方薬で体を中から補充して(補腎)、自分自身の生命力を養い、元気な卵子を育てられる体を作っていくのです。
東洋医学では、そういう補腎剤というものが沢山あるのです。
これは西洋医学にはない東洋医学の最大のメリットであり、特に30代後半からの妊活に大いなる味方になると思います。
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ホルモン剤を多用する西洋医学的な妊活は、もしうまくいかなかった場合、つぎ込んだお金だけでなく(体に大いなる負担をかけるので)健康もメンタルもダメージを受け、結果何も残りません。
しかし東洋医学なら、少なくとも「体の健康」というあなたの最大の財産は残ります。
しかもおそらくは以前よりは良い状態で・・・